「半値八掛け二割引」という格言がある。

昔、大阪の薬問屋が売れないときの値引きの目安として使っていたものを、相場判断に使いまわしたものだ。

例えば当初100円の薬があるとして、
100円×0.5(半値)×0.8(八掛け)×0.8(二割引)=32円
となることから元の価格の32%くらいに落とせば底値となる。

大相場の後の底値を判断する基準として使うのだが、大雑把に言って当たっていると思うけど、底には底があるので要注意である。

例えば、自分がトレード対象とした「蛇の目」だが、2014年10月7日に1930.0円の大天井を付けてから、多少の押し目もあったけど、断続的な下落相場となって、2016年1月21日に586.0円の大底?を付けている。

 

蛇の目2016年2月4日週足チャート
蛇の目2016年2月4日週足チャート

 

1930円×0.5(半値)×0.8(八掛け)×0.8(二割引)=617.6円

既に予想される大底を超える落ち込みなのが分かる。

よく似たものにフィボナッチ・リトレースメントがある。

フィボナッチとは、イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチ氏が研究した「フィボナッチ級数」を意味し、リトレースメントとは「引き返す、後戻りする」といった意味だ。

38.2%、50%と61.8%の水準がよく用いられ、格言の32%に近い数字となる。

これから上昇に転じて行くのだろうか?