出口ナオのお筆先

母が亡くなる何年か前のことである。 父からわたしに「すぐに来てくれ、お母さんが大変なことになっている。俺には手に負えない。」と電話が入った。 仲の良くない両親のことなので心配して駆けつけると、母のお腹が臨月の妊婦のように・・・