
トレードに必要な情報とは?
情報への接し方はどうすべきか?
『トレーダーに必要な情報・知識』と言われるものは何か? もちろん個人トレーダーにとってという意味ですが、主に次のものがあげられます。
各種指標
・日経平均、TOPIX、JASDAQ指数、JPX日経400、東証2部指数、マザーズ指数、NYダウ、円ドル為替指標、その他失業者数や鉱工業生産などの各種統計指標。
ニュース
・企業の経営状態や日銀の方針、政府の政策がどうなるか。
理論
・テクニカル、ファンダメンタルの理論各種。
考えると実に色々な雑音に取り囲まれてトレードしているもんだと感心する。
人よりも出来るだけ早く起きて、出来るだけ多くの情報を、出来るだけ多く取り込まないと勝負に勝てない。そんな風に考えてはいなかっただろうか。
実は私もトレードを始めた最初の頃は本屋さんへ足繁く通い「こうすれば株で儲かる」式のノウハウ本を買い漁ったもんだ。
しかしよくても「こうすれば株で損をしない」程度で、デイトレードか中期のスウィングトレードか長期の投資かに別けられるくらいだ。
今になって思うのは、みな必要不可欠な情報ではありませんでした。
情報・知識が必要なのはそれを売るエコノミストや証券会社の人くらいで、今、取引中の銘柄の株価がこれから上がるか下がるかを確実に教えてくれるものなど無いのである。
確かにテクニカル分析は50%を超える確率で利益の出し方を教えてくれるかも知れませんが、同じくらいの確率で損失ももたらします。
結局勝ち負けのテクニカル分析から利幅を捉えるマトリックス的な現在の配置図へと変化して行きました。