不動産投資の罠
日銀の黒田総裁が導入したマイナス金利はもうすぐ1年になるが、その功罪はどうだったのか。
庶民目線で見れば、住宅ローン金利が下がって楽になっている。
トレーダー目線で言わせてもらえれば、金利安のため今まで銀行へ預金していた資金を株式投資に振り向ける投資家が増えて株価上昇につながっているから有り難い。
市中銀行などは経営圧迫要因となって困ったろうが、利幅が大半の収益源であったのだから仕方ないだろう。
しかし、意外なところで副作用が出ているらしい。
1月16日に日銀が開いた支店長会議では、各支店から賃貸住宅市場についての報告が相次ぎました。
「実質的な家賃相場ははっきりと下落している(栃木県の状況を本店が報告)」「家賃の値崩れや入居率低下が目立ってきている(高知支店)」「入居者獲得に向けた家賃の引き下げ競争が生じている」(釧路支店) 2月7日 13時30分 NHK NEWS WEB より
資産運用として不動産投資を考えた投資家が供給過剰で困っているようだ。
1980年代から1990年代前半のバブル期や現在の中国でのバブルなどは不動産価格が過剰に上昇して、その後一挙に弾けるという図式であったが、今の日本ではそこまでの不動産バブルにはなっていない。
日銀がインフレ目標2%とお題目三唱しても、なかなかデフレから脱却出来ないのが実情である。
東京や大阪などの大都市圏と我が栃木県や高知などの田舎では人口密度が全く違うし、田舎の金持ちが都会の不動産投資の話に乗って損をしているのが現状であろう。
賃貸住宅は時間の経過とともに劣化する生鮮食品と同じ性格を持っている。
入居率が高いのは新築の時だけで、5年以上経過した住宅は値崩れして空室が目立つようになる。
運が悪いと入居者が自殺したりして事故物件と化してしまう。
売却したいが中々売れにくいのが実情である。
アパート経営よりは株式投資で稼いだ方がリスクが少ないのはもっともな話である。
直近の株式トレードの結果は次のとおりです。
2月7日(火)の日経平均株価日足チャートは上下にヒゲを伴う「陽線」ながら反落した。
上ヒゲが長く上値の重さを感じさせるチャートであった。

日経平均株価日足チャート2017年2月7日(火)
外資系寄付き前注文動向は売りが300万株、買いが410万株、差し引き110万株の買い越し、金額ベースでは売り越しで、米国系ファンドは買い越し 、欧州系ファンドは売り買い均衡だった。
上場して23日目のAOI TYO HDは陽線をつくったが、出来高は昨日より少し多い77,500株だった。
後場引成で新規売買建玉各100株を約定させた。
参考までに信用売買建玉のトレードラインを入れた罫線図を載せておいた。

AOI TYO HD日足チャート2017年2月7日(火)
AOI TYO HD868(+15)、蛇の目823(-16)の終値で引け、決済は見送った。
直近のトレード結果の配置表は下記のとおりです。m(_ _)m
*日経平均株価 18910.78 -65.93
2月7日 (火) 3975 AOI TYO HD 前日終値 853
日付 約定株価 状態 差益 当日終値 868
1月4日 1113 〇* -882 360株
(TYO2000株 ⇒ AOI TYO HD 360株)
1月5日 871 〇 -3 100株
1月16日 860 〇 8 100株
2月7日 868 〇 0 後場引成新規買約定100株
2月7日 868 × 0 後場引成新規売約定100株
1月13日 845 × -23 100株
2月損益 0 含み損益 -90000 売2ー 6.6買
2月7日 (火) 6445 蛇の目 前日終値 839
日付 約定株価 状態 差益 当日終値 823
9月24日 1270 〇* -447
8月17日 1080 〇* -257
2月損益 0 含み損益 -70400 売0ー 2買
今年度損益計
AOI TYO HD 4100
蛇の目 0
前年度損益計
TYO 36000
蛇の目 3700
前々年度損益計
TYO 170000
蛇の目 -10600
配置表の見方を各用語毎に説明しておきます。
上表の一番左側が約定した日とその時の株価です。
状態の×は売建玉、〇は買建玉、〇*は現物株建玉の印で各100株ずつになっています。
次の差益は当日終値からの差益になっています。
2月損益は当月の差益です。含み損益は残建玉の損益計でマイナスが損になっています。
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