武漢肺炎は韓国自動車業界を生産停止に追い込み、文在寅政権を崩壊に導く

落ち込みが続く韓国現代自動車

豪華客船ダイヤモンドプリンセス号が横浜港に入港したものの、乗員・乗客から武漢ウィルス感染者が出たため上陸出来ずに足止めされている。

また隣国の韓国では武漢の部品工場が生産停止のため、必要部品の在庫が底をつき現代自動車が操業停止に追い込まれたという驚くべき報道があった。

武漢ウィルスは各国の自動車業界を震撼させた

中国武漢市からの新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大に対し、米国は国境を閉ざして自国民の保護という非常手段に打って出た。

中国が2010年以降連続して、輸出額では米国を抜いて首位(2018年19.5%)に立ち、輸入額でも首位(2018年23.2%)に躍り出ている。

日本にとって4月には習近平主席の訪日を控えており、重要な隣国として微妙な外交関係を築いていることから、安倍総理の中国への政府対応は、昔、平重盛が父清盛と朝廷との板挟みとなって、「忠ならんと欲すれば孝ならず」という心境に近いことが察せられて痛々しい。

日本の自動車業界は基幹産業とも呼ばれて、日本の経済を大きく動かしているが、実のところ日産やホンダにしても武漢工場があって、現地では操業停止を余儀なくされている。

これは日本だけでなく、欧州のBMW、アウディ、ダイムラー、フォルクスワーゲンあるいは米国のフォードでも同じ状況に置かれており、工場が停止して従業員は移動禁止となっているので、再開されたとしても直ぐに元通りにはなるとは限らない。

中国は韓国の自動車業界にとっての生命線

韓国の現代自動車は武漢の自動車部品工場から供給を受けており、自動車製造工程で重要な部品であるワイヤーハーネスが2月上旬で在庫が無くなることから、昨年からの日本政府による半導体材料の輸出管理強化によって瀕死の状態だったところを、今度は武漢肺炎の所為で完全に息の根を止められた。

落ち込みが続く韓国現代自動車

落ち込みが続く韓国現代自動車 出典元:WSJ

今月の7日から韓国国内の蔚山(ウルサン)、全州(チョンジュ)、牙山(アサン)などの工場では生産を中断して休業に入ることになった。

元々、中国で中断された生産ラインを日本の部品メーカーへでも転換すれば何とかなるかも知れないが、反日国是で走って来たこともあり、ここに来て頭を下げるわけには行かないのかも知れない。

韓国文在寅政権にとって致命傷となった武漢肺炎

中国と米国に次いで日本の3番目の貿易相手国だった韓国だが、昨年来の文在寅左派政権による反日政策のお陰で徐々に脱韓国が進められた日本の経済界にとって、今回の武漢ウィルス肺炎はまた良い教訓となっている。

一国に過度に寄り掛かかると、もしもの時には国を滅ぼすことにもなり兼ねない。

青瓦台は反日の反動もあって反米に傾き、中国の属国かと言われる位に親中国路線へと転換しており、武漢肺炎も中国を連想させるためか”新型コロナウィルス”と呼び名を強制的に変えさせている。

韓国の文在寅大統領にとっては、いくら名前を変えたとしても、SNSから武漢の名前を消すことは出来ず、反日親中派であることを表明したに過ぎないようだ。

中国、北朝鮮、韓国という三国は共産主義思想に基づいて政策を実行しており、善悪は置いておいたとしても民主主義とは正反対の独裁主義によっていることは確かである。

韓国は民主主義を標榜しているが、青瓦台は大半がチュチェ思想派に乗っ取られており、軍事独裁政権時代から文在寅大統領に代わって民主主義到来かと思われた現在でも独裁主義から抜け出せないで喘いでいる。

独裁主義の特徴として、全てが極端から極端へと動き易く、政府主導で政策を実行する場合などは上手く行く場合もあるが、途中の軌道修正が働かずに大半が民衆の離反を招いて、最後には政権が崩壊して行く。

今の中国と韓国が同じ状況になっている。

日本の産業界にとって脱中国が必要になる

夏の東京オリンピックへの悪影響は避けがたく、肺炎のピークが4月から5月と見られるため、当面は株価が急落した観光旅行業界を始め、自動車業界を含めた全産業による復旧計画が必須となって来た。

「災い転じて福となす」という格言のとおりに、武漢肺炎の教訓を今後の外交基本方針に取り入れて、中国偏重姿勢を改めて行かなければならない。

産業界も”より安く”という資本の論理から脱して、”より安全な”サプライチェーンを創ることが、最終的には”最も安くなる”ことに注視すべきである。