サーキットブレーカーは何故発動されたか
サーキット・ブレーカーといえば中国株だけかと思っていたが、今日は日本でも発動されることになった。
東京証券取引所は9日、日経平均VI先物取引について、全限月で売買を一時停止する措置をとったと発表した。午後0時36分12秒から同0時46分12秒の間。サーキット・ブレーカー発動のため。[東京 9日 ロイター]
日本のサーキット・ブレーカー制度は、先物とオプションにのみ適用され、現物株式は対象外とされている。
値幅制限の半分の変動、かつ理論価格から一定以上の乖離が発生した時には一日一回限りのサーキットブレーカーが発動され、およそ5~15分間取引が中断されます。
以下は東京証券取引所(JPX)の売買停止情報のサイトから掲載されたものです。
銘柄名(コード) | 日経平均VI先物取引の全限月取引 |
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期間 | 2016年02月09日 午後00時36分12秒~午後00時46分12秒 |
理由 | サーキット・ブレーカー発動のため |
備考 | 先物制限値幅拡大 (上限) 10ポイント → 15ポイント |
表を見ても余りよく分からないのが大半の方だと思う。
このサーキット・ブレーカーが過去に発動されたのは
・2001年9月 アメリカ同時多発テロ事件の翌日
・2008年10月 リーマン・ブラザーズの経営破綻の時
・2011年3月 東日本大震災の時
・2013年5月 「アベノミクス」への期待で過熱気味な急ピッチな上昇の反動により売りが殺到した時
そして今回の
・2016年2月9日 日銀のマイナス金利を受けて長期金利がマイナスになり売り注文が殺到したため。
いずれも世相の大変厳しい時期に発動されており、本日の売買一時停止はエポックポイントな事件だったことが分かる。
今回のサーキット・ブレーカー発動は、はたして株価暴落の原因なのか、結果なのか?
直近の株式トレードの結果は次のとおりです。
TYO163(-7)、蛇の目578(-43)の終値で引け、決済は見送ったが、余りに落ち込みが酷く、もし更なる暴落があるとまずいので、TYOに新規売建玉1000株を保険として後場引成で入れておいた。
直近のトレード結果の配置表は下記のとおりです。m(_ _)m
*日経平均株価 16085.44 -918.85
2月9日 (火) 4358 TYO 前日終値 170
日付 約定株価 状態 差益 当日終値 163
6月17日 204 ○* -41
2月9日 163 × 0.0 後引成約定
7月9日 196 ○* -33
2月損益 11000 含み損益 -74000 売1 ー 2買
2月9日 (火) 6445 蛇の目 前日終値 62.1
日付 約定株価 状態 差益 当日終値 57.8
8月17日 108 ○ -50.2
1月21日 60.5 × 2.7
9月24日 127 ○ -69.2
2月損益 0 含み損益 -116700 売1 ー 2買
今年度損益計
TYO 16000
蛇の目 0
昨年度損益計
TYO 170000
蛇の目 -10600
配置表の見方を各用語毎に説明しておきます。
上表の一番左側が約定した日とその時の株価です。
状態の×は売建玉、○は買建玉、○*は現物株建玉の印で各1000株ずつになっています。
次の差益は当日終値からの差益になっています。
2月損益は当月の差益です。含み損益は残建玉の損益計でマイナスが損になっています。