ダウ平均株価が過去最大の暴落
新型コロナウィルスの猛威は全世界に拡がっており、米国の株式市場ではダウ平均株価が史上最大の下げ幅を記録している。
米国株式市場、新型ウイルス懸念でダウ過去最大の1100ドル超急落
2020年2月28日(金)08時34分
米国株式市場は、新型肺炎懸念でダウ工業株30種とS&P総合500種が6日続落、ナスダック総合も急反落して取引を終えた。ダウは1100ドルを超える下落となり、過去最大の下げ幅を記録した。ニューヨーク証券取引所で撮影(2020年 ロイター/BRENDAN MCDERMID)
引用元:Newsweek
米国株暴落は大西洋を越えてEUへも伝染して、欧州でも株式相場の暴落となった。
明らかに世界的なパンデミックを悲観した投資家の心理が現れている。
「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」とアメリカの著名投資家・ジョン・テンプルトン氏が述べている。おそらく後で振り返れば、悲観的なコロナショックに襲われた今こそ投資の最大のチャンスだったと分かるのだろうが、なかなか「落ちてくるナイフは掴むな」という格言の方へと大衆心理はなびいてしまうようだ。
日経平均株価も週間でリーマン・ショック以来の下げ幅となる
太平洋を越えて伝染したコロナショックは東京株式市場でもリーマンショック以来の急落をもたらしている。
2月28日(金)もまた、ザラ場では一時1000円を超える下落を記録した。
5営業日連続の急落となり、底なしの沼へ吸い込まれて行くように投資家は絶望感に打ちひしがれている。
北海道では道知事が緊急事態宣言
北海道では国内最多の64人というコロナ感染者が出ており、知事は遂に緊急事態を宣言した。
道民には週末の外出を控えるよう要請して、政府とは別に対処を表明している。
もともと北海道の感染者が急増したことから厚労省は特別に応援部隊を急派したのだが、手助けするわけではなく、どうやら中央省庁の権力を笠に着てPCR検査を妨害しているというのだ。
日刊ゲンダイDIGITALが信じ難い報道をしている。
厚労省が政権に忖度か 感染者急増の北海道で“検査妨害”
公開日:2020/02/28 14:50 更新日:2020/02/28 15:42
日を追うごとに感染者が拡大する新型コロナウイルス。積極的に検査を行わない安倍政権に“感染者隠し”の疑いが浮上している。検査を受けられない「検査難民」が続々と顕在化し、国民から怒りの声が上がっている。そんな中、厚労省が“検査妨害”していたことが発覚した。国民の健康を守る省庁が“感染者隠し”の片棒を担いでいたのだから許されない。
27日の衆院予算委員会で、立憲民主党の川内博史議員の質問で驚きの事実が発覚。25日に厚労省の研究機関「国立感染症研究所」から北海道庁に派遣された3人の専門家が「検査をさせないようにしている疑念がある」と指摘したのだ。
道の対策本部に派遣された3人は、政府が策定した基本方針に記載のある〈入院を要する肺炎患者の治療に必要な確定診断のためのPCR検査〉の実施を必要以上に強調。暗に、「軽症の患者は検査するな」との意向をにおわせ、道職員や保健所職員の間で「検査し過ぎてはいけないのか……」という空気が生まれているという。川内議員は道議会議員から聴取した内容だと明かした。
~以下省略~
引用元:日刊ゲンダイDIGITAL
北海道の状況が東京の明日の姿になることから、政府では北海道の事態を深刻に受け止めて、安倍総理は与党への根回しもそこそこに、小中高校を来月2日から春休みに入るまで臨時休校とするように突然の要請をした。
国民は安倍総理の休校宣言に速やかに反応
利にさとい投資家が株式市場でパニック売りに走って暴落を演出しているが、大多数の国民も総理の要請に敏捷に反応した。
昼頃には、宇都宮市内と隣町の壬生町ではスーパーや大手ドラッグストアがマスクに次いでトイレットペーパーも品切れとなっている。
マスメディア報道では、どうやら全国的な現象らしく、消費者は生活を守るためにオイルショック以来の買い占めに走っているようなのだ。
SNSでの原材料不足によりトイレットペーパーが製造中止となりそうだというフェイク情報に踊らされた結果らしいのだが、国民が政府情報を信用しなくなっていることも大きな原因ではないか。
厚労省のコロナウィルスへの対応が不十分で、国民を欺いているのではないかという疑念を拭い切れないことが影響している。
マスクにしろトイレットペーパーにしろ、いくら政府が心配するなと言っても、肝心な情報を隠していることから誰も信用しなくなった。
全国一斉休校の要請というのは、全国一斉の企業の休業要請の準備ではないかと考えられて、個人投資家はおろか各家庭の主婦までが生活必需品の備蓄に走ったのだ。
共産主義中国と違う自由主義の最大の要素は情報の公開だということを忘れてはならない。
株式トレード取引銘柄の状況
2月28月日(金)の取引銘柄のチャート図と配置表は下記の通りです。
AOI TYO HDは寄り付きより窓を開けて下落、上下にヒゲを伴う「大陰線」をつくり大きく続落した。
前場の引け間近に2月27日建値707円の売建玉300株がプラス102と大きく利益が乗っていたので、そのうちの200株のプラス68だけを前引成返済買決済をして6800円の利益確定をしておく。更に新規で前引成売建玉200株を約定させた。
後場終値で2月27日建値707円の売建玉の残玉100株がプラス55の5500円と利益が乗っていたので、9月18日建値627円の売建玉がマイナス25の2500円と損金が出ており、両建玉を後引成返済買決済により、合算して+30の3000円を利益確定した。更に新規で後引成売建玉100株を約定させた。
このローソク足は失望感と共に相場の下落を暗示している。
出来高は173300株と昨日より微減している。

AOI TYO HD日足チャート2020年2月28日(金)
当日の配置表推移
*日経平均株価 21142.96 -805.27
2月28日 | 金 | 3975 | AOI TYO HD | 前日終値 | 707 |
日付 | 約定株価 | 状態 | 差益 | 前場終値 | 673 |
———- | 1017 | 〇* | -1720 | 500株 | 現物株とりまとめ |
12月17日 | 746 | 〇 | -365 | 500株 | |
2月20日 | 741 | 〇 | -68 | 100株 | |
2月27日 | 707 | × | 102 | 300株 | 200株だけ前引成返済買決済約定 |
2月19日 | 669 | × | -4 | 100株 | |
2月28日 | 673 | × | 0 | 200株 | 200株を新規前引成売建玉約定 |
9月18日 | 627 | × | -46 | 100株 | |
10月9日 | 627 | × | -46 | 100株 | |
2月損益 | -23900 | 含み損益 | -214700 | 売8ー 11買 |
⇩ ⇩ ⇩
2月28日 | 金 | 3975 | AOI TYO HD | 前日終値 | 707 |
日付 | 約定株価 | 状態 | 差益 | 当日終値 | 652 |
———- | 1017 | 〇* | -1825 | 500株 | 現物株とりまとめ |
12月17日 | 746 | 〇 | -470 | 500株 | |
2月20日 | 741 | 〇 | -89 | 100株 | |
2月27日 | 707 | × | 55 | 100株 | 後引成返済買決済約定(300株のうちの残り100株) |
2月28日 | 673 | × | 42 | 200株 | |
2月28日 | 652 | × | 0 | 100株 | 新規後引成売建玉約定 |
2月19日 | 669 | × | 17 | 100株 | |
9月18日 | 627 | × | -25 | 100株 | 後引成返済買決済約定 |
10月9日 | 627 | × | -25 | 100株 | |
2月損益 | -17100 | 含み損益 | -232000 | 売7ー 11買 |
⇩ ⇩ ⇩
2月28日 | 金 | 3975 | AOI TYO HD | 前日終値 | 707 |
日付 | 約定株価 | 状態 | 差益 | 当日終値 | 652 |
———- | 1017 | 〇* | -1825 | 500株 | 現物株とりまとめ |
12月17日 | 746 | 〇 | -470 | 500株 | |
2月20日 | 741 | 〇 | -89 | 100株 | |
2月28日 | 673 | × | 42 | 200株 | |
2月28日 | 652 | × | 0 | 100株 | 新規後引成売建玉約定 |
2月19日 | 669 | × | 17 | 100株 | |
10月9日 | 627 | × | -25 | 100株 | |
2月損益 | -14100 | 含み損益 | -235000 | 売5ー 11買 |
2020年度損益計
AOI TYO HD | 0 |
蛇の目 | 0 |
配置表の見方を各用語毎に説明しておきます。
上表の一番左側が約定した日とその時の株価です。
状態の×は売建玉、〇は買建玉、〇*は現物株建玉の印で100株単位になっています。
次の差益は当日終値からの差益になっています。
2月損益は当月の差益です。含み損益は残建玉の損益計でマイナスが損になっています。