
卵は一つの籠に盛るな
相場のリスク分散法
リスクを減らす方法のひとつに分散投資というものがある。
相場の格言に「卵は一つの籠に盛るな」というのがある。
卵を一つのカゴに盛って運んでいると万一落とした時に全部の卵が割れてしまうので、いくつかのカゴに分けて運んだほうが全部がダメになることを避けられる。
たとえば10の業種の違う銘柄の株を1、000株ずつ合計10、000株に分散して保有するのだ。
あるいは業種というよりは輸入関連銘柄と輸出関連銘柄そして内需関連の銘柄を合計10種類に同様に分散して保有するのだ。
相反する特徴をもつ2種類以上に分散して投資しておけば片方が上がった時には片方が下がり又一方が下がった時には一方は上がる可能性が大きいので中和されて平均化することになる。
最近のような上昇相場ではどっちにしても心配ないのだが、もし急落した場合には損害を最小限度に食い止められる優れた手法ってことになる。
しかし、リーマンショック時のような大暴落時には全滅状態となって更に悲惨になってしまう。

”暴落”に凍り付く猫
また、この手法の難点として銘柄をどうやって選定すればいいのかという大変な問題を出発点に抱えている。
もっとも証券会社のアナリストや株式投資の評論家などはこれで飯を食って行くわけだからいくぶんかの存在理由にはなるのだ。
性格的にいろいろ悩むのが嫌いなので特定の銘柄に固定して投資の対象とすれば、長い間には上がったり下がったりの波と、天底と天井が何となくわかってくるようになる。
同一銘柄に買建玉と売建玉を同時に保有しておけば、上がった時は買建玉を決済して利益を得て、逆に下がった時は売建玉を決済して利益を得る両得の方法なのだ。
いわば文字通りの後出しジャンケンだ。
だから利益になるまで決済をしないで含み損益での所有を続けるので大抵は含み損の銘柄を抱えているから、知らない人は心配するが現実の通算損益ではプラスになるので心配はいらない。
上がるのと下がるのと両方に分散して投資しているからこれも分散投資になるのだろうか。
株は技術だ! [ 相場師朗 ] |
直近の株式トレードの結果は次のとおりです。
1月18日(水)の日経平均株価日足チャートは「小陽線」で昨日の陰線に「差込線」をつくって反発して引けている。
上昇時に出た場合は上昇相場の継続を意味する線だが下降局面に入っているので何とも言えない。

日経平均株価日足チャート2017年1月18日(水)
外資系寄付き前注文動向は売りが730万株、買いが270万、差し引き460万株の売り越し 、金額ベースでも売り越しで、米国系ファンドは売り越し 、欧州系ファンドも売り越しだった。
上場して10日目のAOI TYO HDは上下にヒゲを伴う「小陽線」だったが出来高は51600株と上場来最低だった。
下ヒゲが長いのでこれから上昇トレンド入りか。
参考までに信用売買建玉のトレードラインを入れた罫線図を載せておいた。

AOI TYO HD日足チャート2017年1月18日(水)
AOI TYO HD854(-5)、蛇の目838(+5)の終値で引け、決済は見送った。
直近のトレード結果の配置表は下記のとおりです。m(_ _)m
*日経平均株価 18894.37 80.84
1月18日 (水) 3975 AOI TYO HD 前日終値 859
日付 約定株価 状態 差益 当日終値 854
1月4日 1113 〇* -932 360株
1月5日 871 〇 -17 100株
1月13日 845 × -9 100株
1月16日 860 〇 -6 100株
1月16日 860 × 6 100株
(TYO2000株 ⇒ AOI TYO HD 360株)
1月損益 2600 含み損益 -95840 売2ー 5.6買
1月18日 (水) 6445 蛇の目 前日終値 833
日付 約定株価 状態 差益 当日終値 838
9月24日 1270 〇* -432
8月17日 1080 〇* -242
1月損益 0 含み損益 -67400 売0ー 2買
今年度損益計
AOI TYO HD 0
蛇の目 0
前年度損益計
TYO 36000
蛇の目 3700
前々年度損益計
TYO 170000
蛇の目 -10600
配置表の見方を各用語毎に説明しておきます。
上表の一番左側が約定した日とその時の株価です。
状態の×は売建玉、〇は買建玉、〇*は現物株建玉の印で各100株ずつになっています。
次の差益は当日終値からの差益になっています。
1月損益は当月の差益です。含み損益は残建玉の損益計でマイナスが損になっています。
株で資金を減らさない究極の方法
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