新型コロナウィルスが後押しした ネット通販がリアルに代わる世界

ネットの世界がリアルに代わる(Pixabay)

武漢発のCOVID19は世界中に衝撃を与えています。

その脅威は、何よりも致死率だけではなく、今までのライフスタイルを劇的に変換させたことにあります。

企業では時差出勤やテレワークが推奨され、日本式サラリーマンの満員電車通勤が全面的に否定されました。

スポーツジムで体を鍛えることさえも”危険な行為”と見做されて、自宅のネットでジム・インストラクターの動きをユーチューブで見ながらマネをすることがより安全な方法だと認識されたようです。

ネット通販がリアルなスーパーや店舗に代わり、主なライフスタイルとなる

この半年程度で中小企業を中心に約3割が倒産危機に直面して、わたしたちのライフスタイルも大きく変わると予測されています。

友人関係はリアルなものからフェイスブックやラインなどを通したバーチャルな交流が中心となり、会社の会議はグループウェアを使ったオンライン会議で行われるようになるでしょう。

日常の買い物の大半はネット通販に依存するようになり、アマゾンや楽天市場あるいはヤフーショッピングなどの利用が促進されています。

ネットの世界がリアルに代わる(Pixabay)

ネットの世界がリアルに代わる(Pixabay)

出会い系サイトも別の意味で見直されることから、独身者の登録が相次ぐことになり、Jメールやハッピーメールも社会的認知がされて、バーチャルなデートスポットが脚光を浴びることになります。

支払いを現金にすると紙幣のウィルス汚染が心配なので、極力ペイ払いにして店員との接触を避けることになり、今以上にキャッシュレスが進みますので、東京オリンピック開催を待たずとも一挙にキャッシュレス社会が到来するのは間違いないことです。

小売り店舗のキャッシュレス化と無人化がますます進む

コンビニなどの小型店舗の無人化が促進されて、タクシーや一部交通機関などでもロボット技術によるGPS無人走行が行われていくことになります。

スーパーなどで料金支払いの際にお釣りを渡すことは憚られることになり、ここでもレジの無人化とキャッシュレス化は大きく進むことになります。

顧客と相対する残ったリアル店舗も減少していく

では、リアル店舗で生き残るのにはどのような業種を選び、どういう営業スタイルにすればいいのでしょうか?

来客の絶対数が激減してもそれほど影響を受けない、ネット販売中心の小売り店舗が中心となりそうです。

そこでは無人店舗のメンテナンスと一部商品を試験販売するコーナーだけのために人員配置がされます。

BWHなどを実測をしながらの試着室が絶対条件と思われていたユニクロなどのアパレル業界も、データさえ入力すれば自身の3D映像で色合わせをしながら着せ替えをして見せるアプリの登場により、個別ファッションの問題も速やかに解決してくれるでしょう。

大衆が集まるものは敬遠されていく

大勢を一か所に集めたスポーツ観戦や演劇鑑賞などもテレビで代用可能なため減って行き、税務相談会や就活イベントなども不必要とみなされて、インターネット経由に取り替えられることになります。

通勤電車やJR職員から感染者が続出して本格的なパンデミック状態になれば、中国と同様に日本も戒厳令下同然になることが予想されますので、満員電車通勤などは一瞬に消えて無くなります。

これらのことは新型コロナウィルスの流行によって引き起こされたものですが、対策として打ち出される施策の大半は武漢肺炎の有無に関わらず想定されたものでした。

スマホによるネット通販の生活は歴史の必然か

ネット通販でわたしたちの生活を支えて行くためにはスマホが欠かせなくなっています。

若者たちには自然な形で普及していますが、シルバー世代にとってはスマホの操作が難儀なこともあり、使用方法のコーチから始めなければなりません。

シルバー世代でのスマホ普及率を現在の5割から9割以上に引き上げることが求められているからです。

「必要は発明の母」と言いますが、シルバー世代が本格的にスマホ利用を促進することにより、ネット通販は生活の一部として定着して行くでしょう。

考えてみれば武漢肺炎という怖ろしいものは、好むと好まざるとを問わずに、新しいライフスタイルを産み出す源泉となっているようです。

「たまに過ちを犯す。一番良いのは、すぐその過ちを認めて、次の革新を急ぐことだ。」とスティーブ・ジョブズ氏が言っていますが、武漢肺炎が人類の次のステージへの一歩となることを祈りたい。