北朝鮮への「横流し疑惑」で、韓国半導体産業の終わりの始まり

2019年7月12日掲載

サムスン電子本社(Oskar Alexanderson/Wikimedia Commons)
サムスン電子本社(Oskar Alexanderson/Wikimedia Commons)

韓国の半導体産業が衰退のとば口に立った。「横流し疑惑」で開いたパンドラの箱から「地政学リスク」が飛び出したからだ。韓国観察者の鈴置高史氏が対話形式で読み解く。

「寸止め」の輸出管理強化

――世界の半導体産業は大変なことになりましたね。

鈴置: それが「大変なこと」にはなっていないのです。韓国が得意とするのがメモリー、つまり情報を記憶する半導体です。ところが、その2大アイテムであるDRAMもNAND型フラッシュメモリーも、国際的な価格は落ちついています。

「北朝鮮に核関連物質を横流しする怪しい国」と日本政府が韓国を認定しました(「日本に『怪しい国』認定された韓国 文在寅は『受けて立つ』というが、保守派は猛反発」参照)。

7月1日に韓国向けのIT素材の輸出管理を強化すると発表したのですが、それ以降も半導体市況に特段の動きは見られないのです。

――「半導体価格が急騰。世界は混乱に陥って日本への非難が高まる」と思っていました。

鈴置: 韓国紙の日本語版や日本の左派系紙を読んで、そう思い込んでいる人が多い。恐ろしい誤解です。

今、半導体は不況の真っ最中。一年前と比べ、メモリーの価格は半値になっていました。市場にあふれているので、日本が輸出管理を強化しようが、ユーザーは焦って手当てしようとはしません。だから市況が安定しているのです。

以下省略

 

軽くあしらった米国政府高官

康京和(カン・ギョンファ)外相がポンペオ国務長官と電話協議をしたのをきっかけに、韓国は政府高官を次々に米国に送り込んでロビー活動をしている。

韓国外務省で通商協議を担当するキム・ヒサン(金希相)局長が、アメリカ国務省でナッパー次官補代理に陳情した他、大統領府のキム・ヒョンジョン(金鉉宗)国家安保室第2次長もホワイトハウスのマルバニー首席補佐官代行やライトハイザー通商代表に窮状を訴えていた。

米国政府当局者も韓国語の翻訳を「理解した」と述べる程度で軽くあしらっており、「日韓は米国の同盟国なので両国間で良く話し合って欲しい」と返答するだけであるから、仲裁をする気など毛頭もないのだ。

 

トランプ大統領は知っていた

トランプ大統領は経費節減のために在韓米軍の縮小と撤退を念頭に置いているので、サムスン電子やSKハイニックスなどの韓国企業が半導体関連の世界シェアの大半を奪っている現状に内心不安を持っていて、安全保障上の観点からも不安定な朝鮮半島ではなく、米国や他の同盟国の企業へとウェイトを移したいと考えたとしても不思議ではない。

安倍政権としては昨年来続いている「日韓合意を無視した慰安婦財団の解散」「徴用工訴訟での最高裁判所による差し押さえ判決」「国際観艦式での旭日旗を掲げた自衛艦の入港禁止」「自衛隊哨戒機への火器管制レーダー照射」等の一連の反日政策によって起こされた事件に対する対応を検討していた。

恐らくは安倍・トランプ間でも日本の制裁措置について論議されたことと思われ、報復とは別の安全保障上の理由について事前に承認を取っていたものと推測される。

 

もともと業界自体が不景気な時期にあたり、韓国の半導体メーカーの短期的悪影響が抑えられているので、サムスンの株主も先行きに不安を感じてはいても、そのうち何とかなるだろうというスタンスのため、株価も輸出規制強化発表後は急落をしたが、その後は戻している。

業界首位のサムスン電子と第2位のSKハイニックスについで第3位につけている米マイクロン・テクノロジー(Micron Technology)は好機到来とばかりに張り切っていることだろう。

 

サムスンショックが示す、「終わりの始まり」

韓国にとって一番問題になるのは一企業の没落ではなく、日本企業が将来への不安によって撤退することにより、投資家も資金を引き上げてしまうことである。

そういう意味から、日本製品不買運動は日本の企業を追い出すだけでなく、米国やその他の国の企業までも韓国から追いやることに繋がるのだ。

韓国内の富裕層は既に外国への退避計画を練っているだろうし、韓国ウォンから仮想通貨などへ資産の移し替えを実行しているだろう。

 

投資家の大衆心理とは不思議なもので、悪材料が出ているわけでなくとも、材料は後でつければ良いとばかりに流れに乗ろうとするものだ。

文字通り「終わりの始まり」で、「サムスンショック」と呼ばれる韓国発の経済危機は始まっているのかも知れない。

 

 

直近の株式トレードの結果は次のとおりです。

 

7月12日(金)の日経平均株価日足チャートは長い下ヒゲを伴う「陰のカラカサ(短陰線)」をつくり小幅続伸した。

3連休を控え様子見姿勢が強く、積極的売買は手控えらえた。

このローソク足は失望感と共に相場の転換を暗示している。

 

日経平225日足チャート2019年7月12日(金)
日経平225日足チャート2019年7月12日(金)

 

AOI TYO HDは上下にヒゲを伴う「陰のコマ(短陰線)」をつくり反落した。

このローソク足は失望感の中に気迷いと共に相場の転換を暗示している。

出来高は95200株と前日より減少している。

 

AOI TYO HD日足チャート2019年7月12日(金)
AOI TYO HD日足チャート2019年7月12日(金)

 

蛇の目は上下に長いヒゲを伴う「陰のコマ(短陰線)」をつくり反落した。

出来高は9100株と前日より減少しているが僅少である。

 

蛇の目日足チャート2019年7月12日(金)
蛇の目日足チャート2019年7月12日(金)

 

AOI TYO HD686(-3)蛇の目462(-1)の終値で引け、決済は見送った。

 


低位株・ボロ株ランキング

 

直近のトレード結果の配置表は下記のとおりです。m(_ _)m

*日経平均株価 21685.90 42.37

7月12日 (金) 3975 AOI TYO HD 前日終値 689
日付 約定株価 状態 差益 当日終値 686

———- 1017 〇* -1655    500株 現物株とりまとめ
5月8日 762 〇 -76    100株
3月25日 763 〇 -77    100株
7月3日 689 〇 -3    100株
7月9日 676 × -30    300株
7月損益 7300 含み損益 -184100 売3ー 8買


7月12日 (金) 6445 蛇の目 前日終値 463
日付 約定株価 状態 差益 当日終値 462

9月24日 1270 〇* -808    100株 現物株
8月17日 1080 〇* -618    100株 現物株
7月損益 0 含み損益 -142600 売0ー 2買


2019年度損益計(前月分までの合計)
AOI TYO HD -349400
蛇の目 0

2018年度損益計
AOI TYO HD 180500
蛇の目 500


過去の収益合計は前年度分だけ掲載致しました。

配置表の見方を各用語毎に説明しておきます。

上表の一番左側が約定した日とその時の株価です。

状態の×売建玉買建玉〇*現物株建玉の印で各100株ずつになっています。

次の差益は当日終値からの差益になっています。

7月損益は当月の差益です。含み損益は残建玉の損益計でマイナスが損になっています。


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