旧暦の六曜が使えなくなる?
かつて「2000年問題」あるいは「Y2K問題」というのがあった。
以前の古いコンピューターが西暦年数を下2桁だけで管理していたことから起こった問題で、2000年を表す”00”という数字を1900年と勘違いしてしまうのではないかということで、プログラマーの需要が急増したことがある。
他にもコンピューターが孕む同様の問題はないのかをフリー百科事典ウィキペディアで調べてみたら、あったあったの盛り沢山であった。
1999年問題 – 1900年を1年目と内的処理していた場合、年数が2桁から3桁になる。また、年号を下2桁だけで処理していたシステムの一部で年のエントリで99をエラーコードとして扱っているものがあったとされ、そのようなシステムでは1999年になった途端に正当な1999年とエラーとを識別できず不具合をおこすことが懸念された。
1999年8月21日問題 – GPSの内部時間の桁数があふれて0に戻る。
2000年問題(Y2K) – 年数を下2桁だけで処理していたシステムや、2000年を平年(非閏年)と誤解したシステムに問題が起こる。
2001年9月9日問題 – 1970年1月1日0時からの秒数が十進法で9桁から10桁になる。経過秒数を文字列表現に直してソートしたことで、「1,000,000,000 < 999,999,999」と判断してしまい、項目の新旧が正しく処理されない問題が発生した。
2008年問題 (コンピューター) – 2000年以降も年数を下2桁だけで処理していたシステムで、かつ年を文字列で格納していた場合に、先頭が0の場合には八進数として扱われる処理系が多いので、その場合2008年の時点で年の処理が不正となる場合がある。極めてマイナーな問題であるが、ごく一部のperlで作成されたネットゲームで誤作動が発生した事例がある。
2010年問題 – オーストラリアのクイーンズランド銀行でのシステム誤動作問題など。
2030年問題 – 1930年~2029年を下2桁で表現しているシステムに問題が起こる。同様のものに2050年問題や2070年問題などがある。
2036年問題 – 1900年1月1日0時からの秒数が32ビットからあふれ、NTPに問題が起こる。
2038年問題 – Unixなど。1970年1月1日0時 (Unix epoch) からの秒数が31ビットからあふれ、32ビット符号付きで処理しているシステムに問題が起こる。
2040年問題 – HFSのタイムスタンプは2040年2月6日までしか取り扱えない。
2042年問題 – System zのSTCK命令で取得する64ビットのTODクロックは2042年9月17日中にオーバーフローする。
2048年問題 – 2038年問題の1980年起点版。FATファイルシステムのタイムスタンプなどが1980年起点である。
2050年問題 – 1950年~2049年を下2桁で表現しているシステムに問題が起こる。同様のものに2030年問題や2070年問題などがある。
2053年問題 – 2038年問題の1985年起点版。TRONなど。
2070年問題 – 1970年~2069年を下2桁で表現しているシステムに問題が起こる。同様のものに2030年問題や2050年問題などがある。
2079年問題 – FATファイルシステムのタイムスタンプの起点の1980年1月1日を基点として、年数を下2桁だけで処理するソフトウェアなどは、その起点の99年後(2079年12月31日)までしか正常動作しない。
2100年問題 – 2000年以降に作られた年数を2桁で表すシステムや、2100年を閏年と誤解したシステムに問題が起こる。
2108年問題 – FATファイルシステムのタイムスタンプは2107年12月31日までしか取り扱えない。
3000年問題 – Visual C++において、3000年1月1日以降の日付処理に不具合が生じる。
10000年問題 – 西暦が5桁になる西暦10000年1月1日に起こる。
色々なコンピューター用語が出て来てよく分からないのだが、解決に取り組むプログラマーの皆様の苦労がにじみ出て来るようだ。
しかし、今問題にしている「2033年問題」とは上記のコンピューターが内包する問題では全くなく、友引や仏滅といった旧暦の六曜が使えなくなるというのだ。
カレンダー業界や仏教界が、17年後に起こるとされる深刻な問題に頭を悩ませている。旧暦との兼ね合いで、先勝や友引、仏滅といった「六曜」が決められない「2033年問題」だ。
その影響は大きく、カレンダー業界が対応策を示したり、仏教関係者向きの専門誌が「大混乱もあり得る」と警告したりするほど。また一部の仏教関係者は、「飲み会や合コンの予定が組めない」と嘆きの声を漏らしているという。 2016/5/20 JCASTニュース
結婚式や葬式の日取りを「六曜」で決めるのが日本の標準となっており、「六曜占い」もあと17年で消滅するかと思えば何となく嬉しい気分になるのだ。
もっとも存在が消えては困る人々も居るわけで、今、必死になって解決法に取り組んでいるという。
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直近の株式トレードの結果は次のとおりです。
さて、本日の日経平均株価は小幅続伸で終了した。
寄付き前外国人投資家の注文動向は米国系が売り越しで欧州系が買い越しと割れて、全体で80万株の買い越しであった。
TYO169(±0)、蛇の目619(+17)の終値で引け、決済は見送った。
直近のトレード結果の配置表は下記のとおりです。m(_ _)m
*日経平均株価 16736.35 89.69
5月20日 (金) 4358 TYO 前日終値 169
日付 約定株価 状態 差益 当日終値 169
6月17日 204 ○* -35
3月29日 165 × -2.4
3月14日 160 × -9
4月28日 169 〇 0
4月28日 169 × 0
7月9日 196 ○* -27
5月損益 0 含み損益 -73400 売2.6 ー 3買
5月20日 (金) 6445 蛇の目 前日終値 60.2
日付 約定株価 状態 差益 当日終値 61.9
8月17日 108 ○* -46.1
1月21日 60.5 × -1.4
4月6日 54.3 × -7.6
9月24日 127 ○* -65.1
5月損益 0 含み損益 -120200 売2 ー 2買
今年度損益計
TYO 47000
蛇の目 0
昨年度損益計
TYO 170000
蛇の目 -10600
配置表の見方を各用語毎に説明しておきます。
上表の一番左側が約定した日とその時の株価です。
状態の×は売建玉、○は買建玉、○*は現物株建玉の印で各1000株ずつになっています。
次の差益は当日終値からの差益になっています。
5月損益は当月の差益です。含み損益は残建玉の損益計でマイナスが損になっています。