WHOが一般市民のマスク着用は不要で逆効果と、また理解不能な発言をした

感染者や看護者以外の一般市民がマスクを着けることは勧めないとの見解をWHOが改めて示した/Lluis Gene/AFP/Getty Images

最近のWHO(世界保健機関)は人類の健康を守るために活動をしているのではなく、却って邪魔をしているのではと疑えるようなことが増えている。

世界的に不足が指摘されているマスクについて、CNNに驚くべき記事が掲載された。

WHO:マスクは一般人には不要であり、逆効果である

「病人と看護者以外にマスク推奨せず」 WHO専門家が改めて見解

2020.03.31 Tue posted at 10:03 JST

感染者や看護者以外の一般市民がマスクを着けることは勧めないとの見解をWHOが改めて示した/Lluis Gene/AFP/Getty Images

感染者や看護者以外の一般市民がマスクを着けることは勧めないとの見解をWHOが改めて示した/Lluis Gene/AFP/Getty Images

(CNN) 新型コロナウイルスの感染拡大をめぐり、世界保健機関(WHO)の専門家らは30日、感染者や看護者以外の一般市民がマスクを着けることは勧めないとの見解を改めて示した。

WHOの緊急事態対応を率いるマイク・ライアン氏はジュネーブでの記者会見で、一般市民のマスク着用に何らかの効果があることを示す具体的な証拠はないと強調。一部にはむしろ、マスクの着け方が正しくない場合、逆効果になるとの報告もあると述べた。

以下省略

引用元:CNN.co.jp

WHOと言えば感染症の専門家が集まっている国際機関のはずだが、どうやら勘違いをしていたようだ。

マスク不足が医療従事者の間で問題になっているのは承知しているが、一般人が自ら使用するために僅かな量を備蓄していたのが気に入らないのだろうか。

パンデミックでマスク不足になっているのは、爆発的な需要に供給が追い付かないことがあげられるが、現実には一部の人間が利益を求めて買い占めに走り、市場に出回らなくなったことに原因している。

自由経済の原則だからと言って、不当な買い占めを取り締まらないことが一番大きな問題で、更にトランプ大統領が国防生産法を発動して人工呼吸器や医療用マスクを増産させることにしたように、国政レベルの政策でカバーすべき事態と思う。

再認識されたマスクの役割

イタリアやスペイン、あるいは米国などの西欧諸国の例からも日常生活でマスクを忌避する文化が如何に危険を招いているかを理解しなければならない。

新型コロナウィルスの特徴として潜伏期間が異常に長いことから、感染したことを知らないままにスプレッダーとなって知らぬ間に感染を広めていることが予想される。

出来るだけ互いの距離を保つソーシャル・ディスタンスはそうすることによって発症前の隠れ陰性だった場合でも一定程度の感染防御が出来るからに他ならない。

それも、お互いにマスクを装着していればだが。

また、自粛要請をしているのも市民社会に密かに蔓延している感染者を小さな範囲に留め置く目的であり、マスクの使用期間を少しでも伸ばすことに繋がるからである。

マスクを正しく付けないと効果を半減することは確かと思えるが、少なくとも逆効果になるなどは不思議な話だ。

WHOが感染症の専門家を自負しているならば、正しい装着法を伝授すれば済むのではないだろうか。

医療用マスクの計画的製造を

一般市民の大半が自家用として備蓄しているマスクは、残念ながら新型コロナウィルスに対しては余り効果は期待出来ない。

医療従事者は防護服とゴーグルに医療用N95微粒子用マスクで身を包まなければならず、装備品の国家的な備蓄体制が必要であったが、今までは甘く見ていたため、医療用マスクの絶対数の不足を招いてしまった。

一般用マスクを医療従事者が間に合わせ的感覚で使って感染者に接するのは自殺行為である。

必要数量の把握と企業による製造ライン化を速やかに進めなければならず、統計屋に堕ちた厚労省に任せておくのではなく、首相の政治判断として実行して欲しい。

最悪、医療崩壊になった場合にも、完全防護服なしで重症患者に接することは厳に避けなければならないだろう。